準防火地域とは

準防火地域(じゅんぼうか ちいき)ってご存じですか?
ネットには難しい解説ばかりなので、要点を超ざっくりわかりやすく!解説します!

結論

燃えにくい家に、しなきゃいけない!

以上です。

もう少し詳しく説明すると・・・

ざっくりなので詳しいことは省略しますが、

「家が多い街中なので、火事があった時に周りの家に火を燃え移さないようにしてねー!」

という、燃えにくい家に「しなければいけない」というエリアです。

前回の省令準耐火と「燃えにくい家」という意味では同じですが、違うのは

  • 省令準耐火→任意
  • 準防火地域→強制

です。

その為、注文住宅で新築しようとしている方は予算の面で注意が必要です。

準防火地域かそうじゃないか?で比べると、100万円近く値段が上がります。(窓をあみあみにしたりetc...)

そうじゃないエリアというのは「22条区域」と呼ばれる地域で、これはほぼ気にする必要はありません。

22条区域とは

これまたざっくり言うと、この条例はめちゃくちゃ古い条例で、壁や屋根を藁のような燃えやすい家はダメ!

こんな家はさすがに建てないと思いますがw

なので、いま売られている屋根材、外壁材なら22条区域に適合していない物はないので、予算が上がることはほぼないです。

準防火地域で予算を上げない方法

ありません!!

いえたろう

ないんかい!!w

方法としては、近隣の家から離して建てるか。。。(一定距離離れていれば、あみあみのガラスにしなくていい)

ただ、余程大きい土地なら良いのですが、一般的な土地では厳しいです。

合わせ技でお得に建てる

たまたま気に入った土地が「準防火地域」なら、前回解説した「省令準耐火」にしてもいいかもしれません。

準防火地域で省令準耐火にするのは、大きな差額が無く出来る事が多いです。(もちろん予定の建物や建築屋さんで変わります)

うちの自宅は、カベの変更くらいで省令準耐火にできましたのでそこまで大きく予算は上がりませんでした。

結論

準耐火地域は行政がエリアを決めているので、その土地を買うなら逃れられない事ですが、せっかく準防火地域でお金が高くなるなら省令準耐火も視野に入れて、火災保険が安くなればお得に住むことができますので一度検討してみては?

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